選別の仕組みと操作方法



黒点

変色

一粒



欠け

割れ

ヒゲ


各種設定画面の一例


選別機を使用した一般的な工程

選別機の仕組みと枝豆の流れ

カメラで枝豆の『形と色』を確認し
エアで吹き飛ばしOK品NG品と選別するマシン

PITAは選別の中で一番多いとされる『』の種類を判別できます

空気で枝豆をはじく

エアノズル

大切なのはマニホールド。だから独自開発しました。

従来品では同時動作のエア圧が落ちてしまいます。エア量を増やすため、エアの通り道であるマニホールドを大きくし、エアの圧力が落ちない構造に独自改良しました。PITA は多数打ちでもエア圧が下がりません。

10mm 間隔のノズルのピッチ(ノズル間の長さ)は枝豆の幅(サイズ)を考慮し設計されており、ピンポイントで狙い打つからこそ、打ちもらし・巻き込まれが非常に少ない選別が可能。

色選の様に、“そこに異常な色があるから打つ方法” ではなく、枝豆の中に異常な部分があるから、その枝豆の重心を狙って打つという、精密な撃ち落としができるのはPITA だけ。

 

操作方法

操作ソフトのご紹介(AI & 遠隔操作対応ソフト)

 

A

操作は大きな画面のボタンで設定

細かな設定は一切必要がありません。大型画面(21.5 型)で文字が見やすくタッチパネルの採用で、指一本でかんたん操作。付属の取外しカメラ「リモートアイ」で不具合や故障の場合、カメラをその箇所に向けていただければ、スグに診断現状の把握を行い、作業復旧が可能になります。

タッチパネルを採用、キーボードやマウスでの操作が必要ありません。

 

B

お好み設定が可能

作業中でもOK品とNG品の選別比を少しずつ変えることができます。当日の収穫豆に応じて、もう少しOK品率を多くしたい、NG品率を多くしたいなど微調整が可能。(厳しめ・ゆるめを少しずつ調整)

例) 選別のOK数80%の状態を90%まで引き上げるなど

 

 

C

AI ソフトによる自動選別

1

枝豆の読み込みボタンを押してから、画面の選別項目エリアに選別したい枝豆のOK 品とNG 品を「本体のコンベア上」に配置していただき、 設定スタート。

2

製品パラメータチューニングにより枝豆のOK品とNG品を読み込み判別。

3

コンベア上の枝豆が全て読み込まれると「完了」の画面メニューが表示されOK ボタンで設定完了。

4

完了後画面上に「OKは青枠」「NGは赤枠」で表示。

5

スタートし稼働中は枝豆に「OKは青枠」「NGは赤枠」で表示。作業中「NG品にOK品が入る」「OK品にNG品が入る」など微調整をしたい時は赤点線内の「厳しめ」「ゆるめ」で調整可能。

※操作画面写真はイメージ